一日の業務(生活支援員)

生活支援員の一日の業務についてご説明いたします。

生活支援員とは?

障がいをお持ちの利用者さんの生活全般にかかる支援をするお仕事です。
具体的な仕事内容としては、食事や入浴、排泄、外出や相談対応などの日常生活の支援業務と、利用者さんが行う日中活動(作業やレクリエーション、行事)等のサポートです。
また、これに付随する事務的な仕事(記録入力、書類作成、連絡調整等)もあります。
仕事内容は多岐にわたりますが、利用者さんの自立、地域福祉を支える重要なエッセンシャルワーカーです。

勤務体系

基本的に毎日A~M勤務が各1人ずつ、男子棟/女子棟でそれぞれ配置になります。

08:30 出勤

ふじの実学園・昼勤務(B勤務)のシフトの場合8:30に出勤します。それまでは夜勤の職員が、5:30~起床・洗面、7:40~朝食の対応をしています。

08:45 申し送り

始業前に、申し送りがあります。これは前シフトの職員から、利用者さん一人ひとりの気になる行動・体調変化など、細かい報告や様々な情報共有が行われます。終わり次第持ち場に向かいます。

09:25 全体活動準備

朝の体操のため、CDの準備を行います。

09:30 全体活動(体操)

ホールで利用者さん全員とともに体操を行います。なるべく自主性に任せ、元気いっぱいに体を動かし、1日の活動がスタートします。

09:45 全体活動(芸術)

みんなで塗り絵を行います。クレヨンや用紙を配布し、職員も一緒に活動しながら声掛けを行います。

10:45 お茶休憩

全体活動を行った後は、お茶休憩となります。

11:00 片付け

職員と利用者さんが協力して全体活動の片づけを行います。

12:00 食事の支援

昼食の配膳や、食事の補助を行います。自主的にしっかり食事をとる利用者さんが多いようです。食欲があるか、誤嚥トラブルなどがないか、一人ひとり見守ります。食事は管理栄養士が栄養バランスを考え、季節に沿った料理・行事食などを提供しております。

12:15 昼食片付け

職員と利用者さんが協力して片付けを行います。

12:25 職員昼食休憩

利用者さんの昼食が終わり次第、職員の昼食休憩となります。希望により給食が提供されます。

13:30 全体活動(ダンス)

ホールに集まり、午後の全体活動を行います。
外部講師を招いてエアロビクス・書道・音楽療法などを楽しんだり、トレーニングセンターに移動してスポーツ・レクリエーション、絵画・写真・音楽など、様々な活動を行います。

13:40 リネン交換

リネン交換を行います。利用者さんの自主性を尊重しながら、職員が手伝います。

14:00 入浴後の整容支援

入浴時の支援を行います。

15:30 洗濯物たたみ、仕分け

担当職員が協力して、利用者さん全員分の洗濯物を取り込み、たたみ、利用者さん毎に仕分けします。

16:00 ティータイム

おやつを提供します。この日はヨーグルトでした。あっという間に食べ終わりますが、誤嚥などトラブルがないか見守ります。

16:30 掃除

男子棟・女子棟でそれぞれ利用者さんと一緒に掃除を行います。

16:45 申し送り

今日一日の活動について報告を行い、連絡事項があれば共有します。

17:15 退勤

生活支援員・昼勤務の一日でした。この後の勤務職員は、引き続き夕食の支援や見守りを行います。

生活支援員という仕事について

利用者さんは様々で、多動な方や、じっと静かにしている方など、一人ひとりの特性があります。その人に合わせた声掛けを意識し、よく観察して、「誰かとぶつかるかも」「どこかに行ってしまうかも」「トラブル巻き込まれるかも」などを注意しながら、広く見渡すように心がけています。これからも利用者さんの自立を支援していきたいと思います。

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